今回は、住宅メーカーの営業がよく言う要注意なフレーズについてお話ししようと思います。
結論、多くの注意すべきフレーズがあるので注意が必要です。
今回はいくつか紹介しようと思います。
【目次】
- 家は資産であるのか?
- 値引きと工期の設定
皆さん、このような言葉を耳にしたことはないでしょうか。
『家は資産なので、今賃貸に住んでるなら早めに住宅購入されることがオススメです。』
この言葉には、私は強く反論しておきたいと思います。
私は家は資産ではなく、住宅購入は投資であると考えています。
家を持つということは、固定資産税、火災保険料、地震保険料、維持費用にかかる費用等ローン自体以外にもたくさん費用がかかってきます。
また、住宅の価格は引渡し後に鍵をさしてあけた時点で、価格は3〜4割下がると言われてます。
10年ほど住めば価格の2.3割の価値というところでしょう。
ですので、住宅を資産のみとして考えるのであれば、それは間違いなので考えを直した方が良いと思います。
しかし、土地に関しては価格が大幅に上がる可能性を持っています。
将来売却を考えられてる場合はその家の間取りより、どの場所に建てるかがとても大切です。
また、『マイホームの購入は将来の自分の夢であり、一生の贅沢だ』と考えてる人も住宅購入するのは良いと思います。
一軒家の方が隣に住んでる人や上下階に住んでる人のことも気にせず暮らすこともできます。
自分の思い通りに住みながらお家をカスタマイズしていくことも容易です!
恐らく、毎月10万近くのローンを抱えていくことになると思いますので、やはり住宅選びはとても慎重になる必要がありますね!
続いてこんな言葉に出会う可能性もあるでしょう。
『翌々月着工のスケジュールで、今月ご契約頂けると、30万円分の家具をプレゼントします!又は追加で1パーセント分値引させていただきます!』
こんな言葉を契約前に営業マンから聞いた場合は要注意です!
会社にとって家が早く完成すればするほど、回転数が早いため利益になります。
つまり、その言葉はただ単に利益を上げたいがための策略でしかありません。
もちろん、一定の実績がある会社ですと短い工期でもある程度の家は完成することができます。
しかし、下請けの大工さんは工期に追われ手抜き工事を強いざる終えなくなるなんてこともありますし、品質検査も緩くなってしまうこともよくあることです。
会社の決算月は特に引渡し物件の数が多くなります。職人の方も現場監督もプレッシャーをサラリーマンである以上感じているわけです。
目には見えてこない内部の不良点ほど、完成してから怖いものはありません。
そのようなトークには惑わされないようにしましょう。
今後何十年も住んでいくせっかくのお家ですので、目先の値引きに惑わされずきちんと自分たちに会った住宅会社選びが必要になってくるわけですね!
工期はこちらから希望して設定してもらうことに越したことありませんのでよく考えていきましょう!
マイホームを値引き交渉して少しでも本当に安くしたいなら、本気の相見積を3社くらいから取ることが良いと思います。
相見積を持って、タイミングを見計らって営業マンを掌で上手く転がす事がポイントですね。
他にも注意が必要なフレーズはたくさんありますので随時紹介していけたらと思います!
いずれにしても住宅購入は一生に一度のイベントになると思いますので担当者についても見極めをすることも大切ですね!
ご契約前の住宅会社とのやりとり不安に思っていることがありましたら相談いただけますと、アドバイスさせて頂きますので宜しければこちらのサービスもお願い致します!
次回は『大丈夫?あなたの担当の設計士』について解説していければと思います!
次回もお楽しみに!