自己紹介
第3回目は家づくりにおいて、とても大切になってくる設計士についてお話ししていこうと思います。
お家を契約する際、ハウスメーカーであれば営業マンから設計士を紹介されます。
その設計士本当に大丈夫でしょうか?
経験の浅い若手設計士や中途で入社したばかりの実績の無い設計士の可能性ありです。
もちろん実績のある会社なら誰が設計しようとも仕事がシステム化されてるので良い家は建ちます。
しかし圧倒的にベテランの経験豊富な設計士と比べ、提案量に差が出ます。
竣工後、あーしておけば良かったでは遅いですので、信頼できる設計士さんかきちんと見極めましょう!
今回は見極め方法をのポイントをお話します。
私は主に3つが大事なポイントだと考えています。
【目次】
1.建築士免許では判断できない
2.過去の実例物件を見る
3.その場での間取りの修正案の対応
個人的には住宅規模であれば免許さえ持っていれば、2級でも1級でも力量に差はほぼ無いと考えていいと思います。
1級建築士と2級建築士の差は大規模な建物を設計できるかの差です。
デザイン力の差ではありません。
たまに、一級建築士でないと良い建物を設計してくれないのではないかと考えられる方もおられますがそれは大きな間違いです。
2級建築士でも、実績があり良い設計士の方もたくさんいますので見かけだけの判断は禁物です。
もちろん1級建築士試験の合格率は7〜8%と言われています。
それに合格した建築士はそれだけの競争を勝ち抜いているので、能力はしっかり持っているということは間違いないため、参考にしても良いとは思いますが、、、
しかし、たまに無免許で設計担当になる人のパターンも存在します。
このパターンは極力オススメはできません。
『えっ、なんで無免許で設計できるの?』って思われた方もおられるかもしれませんが、お客さんの前に出て打ち合わせに出たり、図面を描くことは免許が必要な行為ではありません。
免許が必要になる場合は、建物を申請に出す際に誰を法的な設計士とするかという時です。
つまり、法的にこの邸名の図面の責任者は免許を持っている設計士にしないといけないだけで打ち合わせするのは誰でもOKな訳です。
極端な話、素人の学生が打ち合わせをお客さんと行い、その図面を免許が持っている建築士が判子を押せば業務的には問題ありません。
ですので、最低限2級建築士の免許を持ってるかどうかは名刺等で確認しておいた方が良いと思います。
二級建築士の試験内容くらいは抑えておかないと個人的設計を任せるのはオススメできません。
2つ目はその設計士の過去の実例物件を見せてもらうことです。
経験の浅い建築士は実例写真もそんなに持ち合わせていないケースが多いです。
持ってたとしても他の設計士の物件である可能性が高いです。
また、実例を見せてもらっても、自分の家のイメージとあまりあわないような物件ばかりだとイメージの食い違いが起こりやすいと思いますので、注意が必要ですね。
色んなパターンの実例写真を見せてもらえるような設計士は経験豊富な良い設計士の目安なのかもしれません。
3つ目は設計士がその場での間取りの修正能力をもちあわせているかということです。
打ち合わせをしていく際、間取りの要望を出していくケースがあると思います。
その際にきちんとこちらの意図を汲み取って間取りを直して提案してもらえるか、これはとても設計士の力量を試す上で大切な点です。
もちろん要望の難しさなどにもよりますが、その場で対応出来る設計士は力量のある設計士であると思います。
これが出来るかどうかは本当に経験や知識をつけないとできない能力です。
次回までに考えておきますという内容が少ない設計士の方が大きく優れているでしょう。
こちらの3つを意識して確認してみると、自然と良い設計士に巡り会えるかも知れませんので覚えておいても良いと思います!
打ち合わせが進んでから、やっぱり違う担当の人の方が良かったでは手遅れですので、きちんと最初に自分と本当に合っているか確認しておいた方が良いと思います。
次回は『HIROが最近購入して良かったアイテムBest3』
についてお話しようと思います!
次回もお楽しみに!
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