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厳選!キッチンの計画で抑えておきたい4つのポイント

9回目は家事の中心となるキッチン設計のポイントついて解説したいと思います。

 

キッチンといえば選ぶものが多いですよね。

 

今回は間取りを作る上でのキッチンスペースの作り方についてまとめていきます!

 

今後キッチンメーカー毎の紹介もやっていきたいと思いますが、今回は空間作りのお話を中心の解説になっています。

 

キッチンをどうつくるか迷われてる方へ参考になればと思います。

 

最後まで読んでいただけると幸いです!

 

 

【目次】

1.勝手口は見せない

2.アイランド型又は対面ペニンシュラ型か

3.家電の寸法要検討

4.手元を見せない工夫

 

 

1.勝手口は見せない

 

最初のポイントは勝手口についてです。

 

よくキッチンのすぐ横からから勝手口扉をとる計画があります。

 

 

 

 

その勝手口扉のデザインは一般的には機能的なものが多くデザインとしてはそんなに良いものではありません。

 

その扉がリビングや入り口から見える位置につけるとせっかくの綺麗な空間が台無しになってしまいます。

 

勝手口や裏に抜けるための入り口はリビングにつける掃き出し窓で個人的には十分だと思います。

 

どうしてもつけたい場合は、パントリーの中などの見えにくい位置に設置しましょう!

 

また、道路側から勝手口扉が見える設計なんてもってのほかですので、採用の可否はよく検討した方が良いと思います。

 

結論、勝手口扉は一般的な規模のお家であれば無しで大丈夫かと思います。

 

 

 

2.アイランド型又は対面ペニンシュラ型か

 

キッチンのタイプには両サイドから回れるアイランドタイプと、壁付けのペニンシュラタイプがあります

 

 

こちらが壁付けのペニンシュラタイプ

 

こちらがアイランドキッチンタイプ

アイランドタイプにする場合は両サイドの通路幅は最低70センチは欲しいです。

 

片方が広く、もう片方が狭いとバランスがよくありません。

 

キッチンの間口的に通路幅が厳しい場合はアイランドにせずペニンシュラにして収納を充実する設計の方が良いと思います。

 

また、キッチンをアイランドにするとその分、数十万単位で金額がUPしてしまうことも注意しておく必要があります。

 

よく検討しておきましょう!

 

 

 

 

3.家電の寸法要検討

 

3つ目はキッチンに設置予定の家電の寸法を把握しておきましょう!

 

最近は便利な調理家電が増えてきてます。

 

 

 

 

常時常に出しておくであろう炊飯器、オーブン、トースターなどはコンセントの数の把握も必要です。

 

計画時に十分足りているか設計士と打ち合わせしてきちんと確認しておきましょう!

 

また冷蔵庫の寸法も要確認です!

 

それによってカップボードのサイズも変わってきます。

 

大型の冷蔵庫の購入を考えでおられる場合は幅をよく確認しておきましょう!

 

最近はおしゃれな冷蔵庫も増えてきてますが、極力リビングからは冷蔵庫が見えない設計が良いですね!

 

 

 

 

4.手元を見せない工夫

 

キッチンにはフルフラットキッチンや腰壁を少し立ち上げるキッチンなどがあります。

 

 

 

こちらがフルフラットのタイプ

 

こちらが腰壁を立ち上げたタイプ

 

フルフラットのキッチンを望まれる場合はきれいにキッチンが毎日保てるかご自身の今の生活状況をよく思い出しておくことが大切です!

 

散らかったものがキッチン周りに多いなと感じておられる方はフルフラットのタイプはあまりおすすめできません。

 

フルフラットキッチンであれば綺麗にまわりから見えるようにしたいですよね!

 

片付けに自信がない方はフルフラットキッチンを選ばず、キッチンの手元を腰壁を作るなどして隠しておきたいです!

 

自分の生活スタイルに合わせたキッチン選びも大切ですね!

 

いかがでしたでしょうか!

 

また、前回の洗面、脱衣所の設計ポイントについてまとめた解説も合わせて確認していただけると嬉しいです!

 

『超簡単!HIROが教える洗面・脱衣室の作り方 3つのポイント』

 

 

次回からは、新シリーズになります!

 

過去の間取り添削させて頂いた図面を元に、気をつけて行くべき点や良い計画のポイントを解説していきます!

 

『徹底解説!HIROが無料間取り診断を通して気づいた5つのポイント』になります。

 

また次々回からは部屋毎の設計する際の解説を再開しますのでそちらもお楽しみにしていただけたらと思います!

 

 

次回もお楽しみに!